これまで板の選び方や各メーカーの板の特徴など、解説してきました。
ポイントをわかりやすくまとめると・・・
- 海外メーカーと国内メーカーとで板のたわみの強さやねじれの強さが異なる。
- さらに、同じ国内メーカーでも各メーカーによって特徴が異なる。
- 自分のやりたいこと・方向性に合わせて選ぶことが重要。
ここで1つ素朴な疑問が浮かんできます。。。
「同じメーカーの同じ板で滑りやすさが変わるケースはあるのか」ということ。
ズバリ、お答えします!!!
「同じメーカーの同じ板であれば、違いは、ほぼありません。」
実は、OGASAKAのように芯材に木を使用している場合は、伐採した木によって誤差が生じるのを防ぐために合板にすることで安定させています。
自然のものを使用しているので全く誤差がないわけではありませんが、範囲内ということになります。
一方で、YONEXのようにカーボンなど人工的な材料を芯材に使用している場合であれば、さらに均一に近くなります。
ただ気を付けていただきたい点は、同じメーカーの同じデザインのものでも、選手用と市販用で異なるということです。市販のものであれば、均一に近いので、安心して選んでいただければと思います。
ちなみに、YONEXとOGASAKAの板の違いを大まかにお伝えすると、
- YONEX:跳ね返りが均一で、ねじれが強い
- OGASAKA:跳ね返りだけじゃなくて切れ味を大事にしたい人におすすめ
板の選び方に正解はありません!自分に合った板を探すのも楽しみの1つです。スキー板の特性を理解し、自分がやりたいスキーの滑り方や方向性、体重、技術のレベルに合わせて選んでみてください。