新しく板を購入する方必見! 国産の板と海外メーカーの板とクオリティが高いのはどっち?

スノーボード 選び方

「国産メーカーと海外メーカーどっちを購入すればいいのだろうか」と迷う方は多いのではないでしょうか。今回は、国産メーカーと海外メーカーの違いと選び方を解説いたします。

国産メーカーと海外メーカーの違い

国産メーカーの板

一言で表すと、“優しい板”。ねじれが弱く、板の返りが優しいため、様々なシチュエーションで乗りやすいという特徴があります。具体的には、OGASAKAさんなどのウッドコア(芯材に木を使用している)のメーカーは扱いやすい板を多く販売しております。

海外メーカーの板

一言で表すと、“反発力のある板”。もともと海外のアイスバーンや乾燥して硬い雪に対応して作られているため、ねじれが強く、跳ね返りがある板が多く、エッジが入りやすいという特徴があります。

逆に言うと、海外で板のねじれが弱い板を使用すると、エッジが入りにくく、そのまま下に落ちていってしまう危険性があります。

反発が強い板でエッジをきかせて滑りたいという方には、海外メーカーの板がおすすめです。国産メーカーでも、YONEXさんも反発が強い板を販売されております。

クオリティに違いはあるの?

これまでに説明した、トーションの強さ・弱さは、あくまでも芯材の違いによるものです。雪質や体格にあわせて作られているため、国産メーカーと海外メーカーで違いが出てきます。

クオリティに関しては、断然、国産メーカーのほうが仕上がりがいいと感じています。

国民性だと思いますが、海外メーカーの板は「アバウト」なものが多く、国産メーカーの板は「丁寧」なものが多いのも事実です。滑走面やフラットさなどは、国産メーカーのほうがクオリティが高いと思います。

お得なのは、国産メーカー?それとも海外メーカー?

国産メーカーで生産している板のほうが実際には割高ですが、海外メーカーに値段をできるだけ合わせているので、どちらがお得かと言われれば、「国産メーカー」でしょうか。

海外メーカーは、大量生産が多く、チェックしきれないくらいの量を生産しています。
シグネチャーモデルに関しても、板の素材は最高級のものを使用していても、「仕上げは自分たちでやってね」という考え方があるため、国産メーカーに比べると仕上げのクオリティが落ちます。仕上がりがいいのは、K2さん、Rideさんでしょうか。

どちらを選ぶかは、自分の滑り方次第!

跳ね返りが強く、エッジをきかせて滑りたいという方は海外メーカー、様々なシチュエーションで滑りたいという方は国産メーカーがおすすめです。まずは、自分がどのような滑りを楽しみたいのか考えて、滑り方にあった板を選びましょう!