スキー、スノーボードチューンナップの手順

スキー、スノーボードチューンナップ

当店のスキー、スノーボードのチューンナップの手順を動画でお伝えしていきます。1点1点向き合って、お客様がスキー、スノーボードを楽しんでいただけるために最高の状態で仕上げることを心がけています。

1、滑走面の状態を確認します。

板によってはフラットでない板も珍しくありません。板のフラットが出ているのかを確認していきます。

2、サイドエッジを研磨していきます

当店では先にサイドエッジの研磨をしていきます。1シーズン滑るとエッジが傷ついたり、石などの上を滑って焼きができてしまっています。また、よくないチューンナップに出した場合はエッジが荒く研いであり、バサバサの状態もあります。まずは、機械でサイドエッジを綺麗にしていきます。後に手仕上げで綺麗にエッジを磨き上げます。
当店は88度を基本として研磨していきます。お客様の要望で90度〜86度まで対応可能です。

3、ソールを埋める(リペア)

ソールの状態を見て、滑走面を削っても穴が残る場合は先にソールの穴を埋める作業を行なっていきます。ソールを埋めてから滑走面を削っていく作業になるので綺麗な仕上がりとなります。

4、粗いペーパーで板を研磨します(傷や穴が多い板の場合)

ここから板を研磨する作業を行なっていきます。粗いペーパーから徐々に細かいペーパーで研磨をするようにしていきます。板の傷が多かったり、穴がある板は粗いペーパーから研磨しますが、板の状態が良い場合は粗いペーパーは使わずにもう少し目が細かいものから使用します。

板の状態を見極めてペーパーをかけていきます。

5、中間の目の粗さのペーパーで研磨します

板の状態が良い場合はこのペーパーから使用し、研磨を行なっていきます。徐々に目を細かくすることで綺麗に仕上がっていきます。

6、細かい目のペーパーで板を仕上げていきます

さらに目の細かいペーパーで板を仕上げていきます。きめ細やかになればなるほど板の滑走性能は上がります。

7、ストラクチャーをいれます

板がより滑るように板に印をつけていきます。ストラクチャーにはいくつか種類がありますが、当店では一番ベーシックな斜めクロスのストラクチャーを入れています。より滑るタイプのものです。

8、仕上げの艶出しペーパーで最高の状態に仕上げます

もっとも細かいペーパーを使って板を研磨して、仕上げます。ストラクチャーの印も艶出しペーパーを後にかけることで角が丸くなり、雪との接触した際にスムーズに流れるようになります。よりお客様の板が滑るためにどうすればいいかといことを考えてチューンナップの工程を考えています。

9、手仕上げでエッジを仕上げる

サイドエッジをダイヤモンドを使って綺麗に整えます。はじめに機械で研磨したよりも綺麗に仕上げれるので、エッジのキレが大きく変わってきます。

10、ホットワックスをかけます

当店は滑走ワックスの柔らかめのものを使用しています。お客様がワックスを剥がして、そのままスキー場でも滑れるような環境をと整えれたらと思っています。楽しいウインターシーズンを過ごしていただくお役に立てればと考えて、チューンナップを行なっています。

 

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