スキー・スノーボードのチューンナップのコースの違いを解説

スキー スノーボード チューンナップ

スキーやスノーボードのチューンナップを出す際に言葉が難しくてよく分からくなってしまうことはありませんか?

「ストラクチャーって、何??自分の板に必要なのかな?」

「ベースエッジとサイドエッジの角度は何度が良いんだろうか?」

「チューンナップのコースがあるけど自分はどれがいいの?」

など、困ることはりませんか?

今回は当店のチューンナップコースの解説もしながら、どういったサービス内容かということを伝えていきたいと思います。

あなたが来シーズンに向けてどういったチューンナップを行うと良いかということが分かるように解説をしていきたいと思います。

スキー・スノーボードのチューンナップの料金表

まずは当店のチューンナップの料金表をご覧ください。

スキーは6つのチューンナップのコースがあり、スノーボードは4つのコースがあります。

選ぶのが大変ですよね。。。。

次の章でサービス内容の解説をしますので、まずは料金表をご覧いただき、どういった点が分からないかを考えてみてください。

そして、次のチューンナップのサービス内容の解説にお進みください。

スキーのチューンナップの料金表

プラン レーシングコース エキスパートコース ストーンフィニッシュ プレストーンフィニッシュ サンディングフルコース サンディングコース
料金(税込) 12,000 10,000 8,500 8,000 6,000 5,000
ソールサンディング
ソールストーン仕上げ
ベースエッジ
サイドエッジ
ダリング
バリ取り
ホットワックス
ストラクチャー
ソールリペア
エッジ手仕上げ

スノーボードのチューンナップの料金表

プラン スペシャルレーシングコース プレレーシングコース サンディングフルコース サンディングコース
料金(税込) 15,000 11,000 9,000 7,000
ソールサンディング
ソールストーン仕上げ
ベースエッジ
サイドエッジ
ダリング
バリ取り
ホットワックス
ストラクチャー
ソールリペア
エッジ手仕上げ

チューンナップのサービス内容の解説

チューンナップのコースの違いは左にあるサービスのある・なしによってコースが変わってきます。

左のメニューに各種サービス内容について、順番に解説をしていきます。

  • ソールサンディング
  • ソールストーン仕上げ
  • ベースエッジ
  • サイドエッジ
  • ダリング
  • バリ取り
  • ホットワックス
  • エッジ手仕上げ
  • ストラクチャー
  • ソールリペア

ソールサンディング

●全てのコースについているサービスになります。

チューンナップのメインのサービスになります。滑走面を研磨して、きれいにしていきます。

チューンナップの機械にペーパーをセットして、スキーやチューンナップの板を磨いていきます。

粗い目のペーパーから細かな目のペーパーに変えていくことで、滑走面の傷を取り除き、滑走面をキレイにしていきます。

※滑走面の大きな傷は、粗い目のペーパーでも傷が残ってしまうのでソールのリペアで傷を埋める必要があります。

ソールサンディングしている動画をご覧ください。

ペーパーを変えて細かい目で研磨をしていきます。

以下のスキーの板のようにソールサンディングをするとしないでは大きく滑走面の状態が変わってきます。

ソールストーン仕上げ

●上位のチューンナップコースについているサービスになります。

さきほどのソールサンディングよりもさらに目が細くなり、滑走面がツルツルに仕上がります。

こんな方におすすめ

多くの方はソールストーン仕上げのあるコースをお選びいただくことをお勧めします。

より早く板を滑走させて滑りたいと思われている方は、ソールストーン仕上げのあるコースを選んでいただければ、見違えるほど板が走るのを体感いただけると思います。

ベースエッジ

●全てのコースについているサービスになります。上位コースのみ、エッジの角度をお好みの角度に指定していただけます。

滑走面側のエッジをエッジジェープナーで研いでいきます。ベースエッジの角度は、0.5°~1°にさせていただいています。

エッジは90度よりも鋭角(89度や88度)になっているほうが雪面に刺さりやすく、エッジが効きやすくなります。

サイドエッジ

●全てのコースについているサービスになります。上位コースのみ、エッジの角度をお好みの角度に指定していただけます。

板のサイドのエッジをエッジシャープナーで研いでいきます。サイドエッッジの角度は、89°~88°にさせて頂いています。

ベースエッッジ、サイドエッジと共に、角度を指定したい場合は上位のチューンナップコースをお選びください。

ダリング

●全てのコースについているサービスになります。

板のノーズとテールの滑走で使わないエッジの角をとる作業になります。エッジがひかからないようにするための作業です。

新品の板はダリングが必要になってきます。

バリ取り

●全てのコースについているサービスになります。

エッジをエッジシャープナーで研いだ際に、細かなバリが出てしまいます。バリが滑る時の抵抗になってしまうので、バリをとって、エッジを滑らかにしていきます。

ホットワックス

●全てのコースについているサービスになります。

チューンナップをしてキレイになった滑走面にホットワックスをかけていきます。当店は、滑走性能のあるワックスを使用しているので、シーズンインにはワックスを剥がして、そのまま滑って頂いても板が走る状態になっています。

エッジ手仕上げ

●上位コースについているサービスになります。

エッジをダイアモンドをつかって手で研いでいきます。よりエッジのキレをよくすることによって、エッジングがしやすくなります。

また、エッジが石などを踏んで焼けてしまった場合も、ダイアモンドで研ぐことでエッジが復活します。

こんな方にお勧め

  • レースや大会出てスピードを争っている方
  • スピードを出してもエッジをしっかり効かせて滑りたい方
  • エッジが焼けてしまっている方

ストラクチャー

●ほとんどのコースについているサービスです。

石を使って滑走面に微細な溝をつくっていきます。雪が溶けた水をかきだしやすくすることで、板の滑りが早くなります。

当店では斜めクロスのストラクチャーを入れております。

今まで、いろいろな形を試してきましたが一番滑りがよくなったとお声をいただいたのでこちらのマークを採用しております。

ソールリペア

●ほとんどのコースについているサービスです。

板の傷や凹みを埋めていくサービスです。傷の形をキレイに整えていき、ソウルを埋める樹脂を流し込んでいきます。

固まるのを待ってから、余分な樹脂をはいでいきます。

傷が深いものは直すことが難しい場合もあります。滑走面の傷が深い場合は当店に一度お電話でご相談ください。