新品の板はツルツル!?
下の画像をご覧ください。新品の板にはストラクチャーが入っていないため、表面がツルツルしています。
なぜ、新品の板にストラクチャーを入れていないかというと、ズバリ、コストをおさえるため。
もしOGASAKAのような国内メーカーがストラクチャーまで入れた状態で販売すれば、4、5,000円アップすると思います。つまり、チューナップする前提で販売しているのです。
ストラクチャーが入ったほうがいい理由って?
ストラクチャーを入れたほうが水はけがよく、滑走面が安定するので、同じ板でも走りやすくなります。新品の板をストラクチャー含めて加工することを、「プレチューン」と呼んでいます。
それぞれメーカーは、チューナップを全くしていないことはありませんが、予算内でやっていて完璧に仕上げているわけではありません。数百本も生産していくメーカーが1本1本手作業で仕上げていったら、かなりの時間と労力がかかってしまいます。
メーカー側も板をより滑るように仕上げるのはチューンナップに出してくださいと考えて、板を製造しています。
当店は、ストラクチャーを薄めに入れていくことで、雪との摩擦係数を下げていって、滑りやすくしていきます。
また、ストラクチャーをかけた後により滑るように滑走面を磨き上げていきます。
だから、他の店舗さんと比べて板が走るようになったとお声をいただけます。
仕上げのサンディングは必要?
メーカーによってはバフ(石綿を回転させた機械に通すこと)により細かい傷を削り、つるっとした見た目に仕上げています。
ただし、バフは多少熱くなるので焼けやすくなります。いわゆるサンディングとも少々違うので要注意。
せっかく綺麗な見た目にしてくれていますが、滑りやすい板にするには、さらに滑走面をサンディングしてあえて傷を作ることでワックスを入りやすくします。
新品の板はチューンナップショップへ
新品の板はツルツルに見えても滑りやすくはありません。皆さんのやりたいこと・特徴を踏まえてカスタマイズする、それがプレチューンです。板を活かすためにも、まずはチューナップショップに持っていきましょう!当店のプレチューンナップは多くの方にお喜びいただいています
私たちはYoutubeと通じて、スキー・スノーボードのメンテナンスの方法をお伝えしてきました。 その中で、新品の板をプレチューンすることの大切さを伝えてきました。 プレチューンナップを出していただきお喜びの声をいただいています。2シーズン目も気持ち良く滑れています!
とても滑る板になり、エッジの仕上げも素晴らしく思った通りのカービングができました!
電話で詳しくチューニングの内容を確認していただき、板も丁寧に仕上げていただきました。
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